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もやもやしながら、サラリーマンをして早くも2月。
土日は別件で埋まるし、平日の夜はくたくたになってるしで、労働って大変だなーと思った。 3月になったら契約が切れるので、またフリーランスに戻る。 改めて、ちゃんと仕事しよう。ちゃんと仕事にしようと思った。雇われるのはもうちょっと休憩。 仕事で小学生対象のワークショッププログラムを実施してる。 私は後から入ったので、もうすでにあったプログラムだから、毎回ゴールがどこかで決まってあって それに落ち込むように軌道修正しながら進める。 話を聞いてくれるときもあれば、聞いてくれないときもあって、 それは仕事である限りこちらも達成しないといけないので。 プログラムうんぬんは考えすぎないことにした、 なぜならそこに時間をかけても何も変わらないから、 こどもたちの関わりを考えようと、あの手この手で試みてる。 例えば、毎回同じトーンの声で出すからメリハリがないけれど たまに低い小さい声にしてみる、とか。投げかける言葉をなるだけ端的にしてみるとか。 黒板に書いてみるとか、いろいろたくさん言ってみるとか。 こちらも説明の仕方なんて、こちらの都合でしかないので、 向こうの都合に合わせてみたり。黒板の位置から立ち位置をズラしてみたり。 そのとき、その状態で、ぐるぐる反応しながら、変化させてみてる。 あと、3月の岡山での展示に向けて、 高校2年生の少しだけしょうがいをもった男の子と制作してる。 制作してる、といっても、男の子の作りたいようにしてもらってる。 これは、さっきのこちらの段取りや進行で進めるのではなくて、 全く手を介入させないで、向こうから出てくるのを待ってる。 たまに質問するぐらいで、確認とかしないし、準備も向こうがしてる。 こう作らせよう、という感じはない。ゴールも向こう次第だと思ってる。 これは設定というよりは、ただ単純に、 私はその子の見ているものがとても好きだと思っていて それ以上に手を差し伸べる必要があるのか、必要はないと思ったのでそのままにした。 何かをする/させる関係がほんとにこりごりしてるんだと思う。 そのままでどこまでその良さが展示として見せられるか、に力をいれることにした。 そのままでいい。それ以上に外の意図で操作される必要はないと思ったし、 むしろどんどん想像もつかないものを見せてほしいと思った。 その中でもちろん、摩擦があればまた違ったんだけど、幸い好意があった。 私はいろんな人間、風景、出来事に出会って、どこまでもいきたい。 そこにずっといるのが苦しい。 「アーティスト」「しょうがい者」にして特別扱いにするつもりもないし、 勇気を持ってその子が声を出せばいいと思う。私はその声をききたい。 私はここにいる!それが、家族に、友達に、遠くに、うまく伝わればいいと思う。 それは岡山の展示スペースで終わる話じゃなくて、 webサイトとかでギャラリーとしてみれるようにしたい。 終わっても、離れていても、それをみることができるでしょ。 あの子がレゴを持って、一人で、もしくは誰かと、 知らない町へ電車で移動して、撮影してる風景をイメージしてる。 私だって知らない日本の風景があるし、 それ以上にあの子はもっとみたことない風景を上手に切り取る。 何か問題もあるかもしれないけれど、そんなに世界は捨てたもんじゃないし 何かあったらみんなで問題を解決しましょう。みんなで応援しましょう。 その子を見かけたら「こんにちは」って声をかければいい。簡単なこと。 私はいろんな人間がこの世界で声を出せばいいと思ってる。 小学生も、ことばじゃなくても、やいやいいいながら、まわっていけばいい。 そのための勇気やスイッチは押すけれど、後は自分でやっていけばいいと思うんです。 現実的に考えれば、いろんな難しいことがあるけれど。 私は希望を持って無責任に行動することに、何かの責任を感じました。
by jatanirie
| 2011-02-15 00:36
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